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東アジア若手研究者合同研究フォーラム

東アジア若手研究者合同研究フォーラム published on

11/19-20日に、北京・日本学研究センターにおいて行われる東アジア若手研究者合同研究フォーラムに、矢澤真人、齋藤一、小野正樹、および人文社会学研究科大学院生7名が参加いたします。

東アジア若手研究者合同研究フォーラム
・総合タイトル:日本研究の新課題と新展開
・時間:2016 年11 月19 日(土)、20 日(日)
・会場:北京外国語大学北京日本学研究センター
・共同主催:北京日本学研究センター・台湾政治大学・韓国高麗大学BK 21 Plus 中日言語文化教育研究事業団
・協催:筑波大学

※暫定プログラム(pdfファイル)

本イベントは、毎年北京外国語大学、台湾政治大学、韓国高麗大学がローテーションで主催校になっているのですが、筑波大学の参加要請も強くあるもので、言語学、文学を中心とした研究交流の場となっております。

筑波大学 人文社会系 小野正樹

韓国日本言語文化学会・日本文教大学・中国北京外国語大学共同2016年度秋季国際学術大会

韓国日本言語文化学会・日本文教大学・中国北京外国語大学共同2016年度秋季国際学術大会 published on

2016年11月12日(土)に韓国仁荷大学校で開催された「韓国日本言語文化学会・日本文教大学・中国北京外国語大学共同 2016年度秋季国際学術大会」において、本ラボの矢澤真人教授が「場面対応日本語辞典の開発をめぐって」、橋本修准教授が「相対テンスかアスペクトか」と題する招請学術講演を行った。あわせて、牟世鍾日本言語文化学会会長より、長年の学術・交流実績を賞して、矢澤真人教授に功労牌が贈呈された。

イレーヌ・タンバ教授講演会のご報告

イレーヌ・タンバ教授講演会のご報告 published on

 2016年11月1日に、筑波キャンパスにてイレーヌ・タンバ教授講演会「ことわざの図像性」を開催致しました。

 言語学では1970年代ごろより「ことわざ」研究が注目されはじめ、フォークロアとしてのことわざ研究から出発し、構造主義言語学を経て、現在は統語・意味・語用・認知のレベルで研究が行われていることが確認されました。ことわざには、一般的真理、義務を伝える意味的特徴があり、発話として独立性が高く、成句として引用され、比喩的意味に富んでいるという特徴があります。ヨーロッパでのことわざ研究に対して、日本では五味太郎『ことわざ絵本』が示しているように、ことわざの意味を図像化し伝達する特徴があります。タンバ教授はその点に着目して、新たなことわざの意味論の可能性を示唆してくれました。

 参加者30名。講演はフランス語でしたが、質疑応答は日本語と英語とフランス語で活発に行われ、ラングの言語学からパロルの言語学への地平が開かれたように実感しました。(文責 青木三郎)

「記憶の継承と言語」プロジェクト:10月の活動報告

「記憶の継承と言語」プロジェクト:10月の活動報告 published on

「記憶の継承と言語」プロジェクト(リーダー:沼田善子)の活動報告です。

■第6回セミナーの開催

2016年10月11日に、筑波キャンパスにて「記憶の継承と言語」プロジェクト第6回セミナーを開催致しました。

セミナーでは、田中佑氏(筑波大学)より、被爆証言映像データ化作業の進捗状況と文字化方法の説明ののち、今後の作業の方針に関する議論がなされました。今後の作業については、(1)先行研究による長崎における原爆被爆体験に関する口述記録の語彙分析との比較対照、(2)翻訳データに関する分析、を行うためのデータを優先的に作成していくことを方針とすることが決定致しました。

■第7回セミナーの開催

2016年10月18日に、筑波キャンパスにて「記憶の継承と言語」プロジェクト講演会(第7回セミナー)を開催致しました。

当日は、佐藤琢三教授(学習院女子大学)に「体験の語りと「いつも」「ばかり」「みんな」の主観性」と題してご講演いただき、「(週2のペースで遅刻する娘に対する母親の発話としての)「遅刻ばかりでどうするの」」における「ばかり」の集合形成プロセスを軸に、「いつも」と「常に」の相違や、「みんな」を用いて体験を語る際の問題点について、豊富な用例からお示しいただきました。質疑応答では、「ばかり」文に数量詞が共起した際の集合形成のなされ方や、集合形成とマイナス評価への傾斜の関係など、出席者と活発な議論が展開されました。

第7回セミナー

Unshared Task at LENLS 13開催のお知らせ

Unshared Task at LENLS 13開催のお知らせ published on

以下の催しを国立国語研究所で開催します。

Unshared Task at LENLS 13: Theory and System analysis with FraCaS, MultiFraCaS and JSeM Test Suites

場所: 国立国語研究所
日時: 2016年11月13日 9:30-18:00

窪田悠介助教がオーガナイザと発表者として参加します。
参加費無料ですので、関心のある方はご参加ください。

詳しくはワークショップのホームページの情報をご参照ください。